しまざき助産院ブログ

2025年11月11日

祝 ホームページリニューアル

2012年『しまざき助産院』が誕生し、14年目を迎えました。
色んなことがありすぎだけど、
確実に言えることは、少しずつ少しずつ成長し続け、
今では私の想像を遥か超えた助産院となり
そして、これからも更なる成長を夢見ているということ。

今、世の中は著しく変化し、お産においても、病院は集約化され陣痛促進剤や無痛分娩が当たり前という時代を迎えている。

1周回ったら『自然なお産』がブームになるかも。
いやいや、そんなことは言ってられない。
私も人生経験が長くなり、産まれた時より死が近い年齢になり・・・。
いやいや、そんなことを除いても、若返ったとしても、助産師である私は、
女性は『自然なお産』をするべきだと訴え続ける。

なぜなら『自然なお産』をすれば、大量のオキシトシンが出るのを知っているから。

オキシトシンは陣痛を起こす、産後の子宮を収縮させ出血をおさえる、
オッパイを吸うとでる。
医学的にもお産と産後に大切なホルモンである。
そして、さらに、ここが凄い!
オキシトシンは愛情ホルモンで、赤ちゃんが愛おしすぎるのだ。
これをしっかり出せば、赤ちゃんがかわいくないとか、虐待なんてありえない。

陣痛促進剤は人工のオキシトシンであることを知っているだろうか?
無痛分娩による弊害を知って選択しているだろうか?
母乳よりもミルクでいいと思うのだろうか?

私、私たち助産師は『自然なお産』を守り、繋ぐ責任がある。
なので、これからも女性が『自然なお産』を選択できるよう活動を続けていきたい。

いのちの教育では生命誕生の素晴らしさと神秘、
そして女性の身体は自然に産む機能を備えていること、
身体を大切にすることを伝えていきたい。

自然なお産で、家族と未来をつなぐ

助産師学生には、助産院で『自然なお産』を体感し
妊娠中や産後の母子と家族の幸せな様子に触れ、
本当に必要な助産師のケアを学び、
『自然なお産』を大切にできる助産師を育てたい。

『自然なお産』は、妊娠中からの赤ちゃんの成長や安産のための、身体づくりから始まる。
妊娠中から共に寄り添いながら、お産の時を迎える。
「お産ってなんて幸せなんだろう。」を体験してほしい。
みんなでオキシトシンを感じて、家族の絆を深めてほしい。

ひとりでも多くの女性に『自然なお産』を体験してほしい。
そんな『自然なお産』ができる場所を未来に繋げていくために、
私たちはこれからも、さまざまな活動に取り組んでいきます。

―オキシトシンの輪が広がるー

産んだお母さんと生まれた赤ちゃんとその家族、そのまた家族と
お母さんと赤ちゃんと、その友達、知り合いやその家族・・・・・・・・
なんだかよくわからなくなってきたのですが、
そんな繋がりが、広がり大きくなって、雲みたいになって、
共に、私たちも一緒に大空に放たれて、運ばれていく。
いつの間にか日本中に伝染して、世界にいって、
大きな幸せの輪が、さらに大きくなることを夢見て、
これからも皆で手を取りあって、進んでいきたいと思っています。

ホームページ作成に関わって頂いた多くの皆様に感謝申し上げます。

現在、ドキュメンタリー映画の製作中です。
もっともっと多くの皆様と繋がっていくこととなります。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

しまざき助産院 院長 島崎 明代

しまざき助産院で生まれた赤ちゃん000

しまざき助産院