私たちについて

妊娠から出産、産後、そして育児へ。
ともに歩む助産師でありたい

私たちの日々の思いは
理念に繋がっています。

院長紹介

しまざき助産院 院長/
Birth株式会社 代表取締役

助産師島崎 明代

私が助産師の道を志したきっかけは自らの出産体験でした。長男の妊娠中に読みあさった本や、出産を通じて抱いた疑問、そして第二子での自宅出産の経験が、私の人生を大きく変えました。
『本来の出産は幸せで、家族の絆を作る場所であり、楽しい子育てに繋がっていく・・・』

一人でも多くの女性に、こんな幸せな出産を体験してほしい。

そんな想いを胸に、子育てをしながら助産学科に通い、助産師の資格を取得しました。

以来、病院勤務や院内助産院の立ち上げなどを経験し、2012年に「しまざき助産院」を開院。妊娠から出産、産後、そして育児までをケア・サポートする場として、地域とともに歩んできました。

現在は、助産院の分院も併設され、妊娠・出産・産後のみならず、助産師教育、いのちの教育などに取り組んでいます。これからも人と人との繋がりを大切にし、地域とともに歩みながら、未来に繋ぐ助産院であるよう尽力して参ります。

経歴

1968年
兵庫県伊丹市生まれ
1987年
東京女子医科大学病院附属看護学校 卒業後、同病院にて看護師として勤務
1998年
和歌山県立高等看護学院 助産学科 卒業、助産師免許取得
市立伊丹病院などで13年間、助産師として勤務(院内助産立ち上げにも従事)
2012年
しまざき助産院 開院
2019年
しまざき産後の家 開設/Birth株式会社設立 代表取締役就任
2021年
助産院 分院を新設
2022年
第44回 母子保健奨励賞 受賞(秋篠宮邸にてご接見)
2024年
兵庫県助産師会 理事 就任     現在に至る

活動内容

  • 妊娠・出産・産後にわたる母子支援(妊婦健診、出産、育児相談、母乳ケアなど)
  • 自然なお産の支援と普及
  • 妊娠・出産・産後におけるケア・サポート体制の構築
  • 助産師のスキルアップ指導、助産師学生の育成・実習指導
  • 小・中・高等学校や地域での「いのちの授業」実施
  • 助産院・分院・産後ケア施設などの運営とマネジメント
  • 行政や多職種との連携による活動
  • 兵庫県助産師会理事として地域の母子保健や助産師活動の充実に取り組み、日本助産師会を通じて全国の母子支援と専門性向上にも参画

スタッフ紹介

助産師島崎 いず美

私は、院長である母とともに日々のケアに携わっています。
助産院を手伝いながら看護学校・助産師学校に通っていた頃、「出産は幸せなもので、家族の絆を深める」「育児は愛情にあふれたもの」——そんな出産、育児が当たり前だと思っていました。
けれど、実際に出産や育児の現場に立ち会う中で、そこには私の想像を超える多様な現実があることを知りました。看護学生の頃から助産院で過ごし、たくさんのお母さんたちの声に触れるなかで、「すべての人が幸せな出産と育児を経験できる社会をつくりたい」、助産院を繋いでいきたいと強く思うようになりました。
これからも、助産師である母から受け継いだ“幸せの原点”を信念に、助産をつないでいきたいと思っています。
(日本助産師会機関紙2023年11月第77巻第4号より)

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助産師冨田 友紀子

私が助産師になったのは、我が子の育児の経験がきっかけでした。母乳育児がうまくいかず、孤独の中でもがいていた時期に、地域の助産師さんとの出会いが、私の心を救ってくれました。
その後も、たくさんの人たちとの出会いによって、私自身の考え方や生活が少しずつ変わっていきました。
そして、「今の私なら、自分で産める」と思えるようになり、二人目をしまざき助産院で出産しました。
妊娠前からしまざき助産院のホームページをブックマークし、ブログからも考え方に共感していました。
初めて電話をかけたとき、「そちらで出産したいので、妊婦健診の予約をとりたいです」と、迷いなく伝えたことを今でも覚えています。
妊婦健診では、ただただ私の話を聞いてくださり、否定されることもなく、心も身体もゆるんでいきました。安心感に包まれた出産、そしてその後の育児は、一人目との違いに驚きの連続でした。身体がしんどくないこと、赤ちゃんがよく眠ること、そして出産と育児を通して自然と愛が溢れてくる感覚を、心から実感しました。
出産直後から「助産師になりたい」という思いが抑えきれず、そこから助産師の免許を取得しました。
現在はこの助産院で働きながら、妊娠・出産・産後の継続的なケアを通して、母と子の幸せな時間に寄り添い、助産師としてのスキルを磨く日々を送っています。

助産師重藤 沙耶香

私が助産院で働きたいと強く思うようになったきっかけは、自身がしまざき助産院で第2子を妊娠・出産・育児した経験にあります。
切迫早産やコロナ感染などで思うように健診を受けられず、不安な日々を過ごしていましたが、37週から健診を再開でき、先生方に「大丈夫」と声をかけていただくたびに、心も身体もほぐれていくのを感じました。そして無事に出産を迎えられたときの喜びや達成感は、言葉にできないほど大きなものでした。
お産には、新しい命の誕生とともに、母としての自分や家族の新たな歩みを創り出す力が宿っています。
その尊い瞬間を支えてくださった先生方のように、私もお母さんやご家族の気持ちに寄り添い、安心と信頼を大切にした関わりをしていきたいと考えています。
助産院でのお産は、ご家族にとって未来を創るかけがえのない時間です。
私はその場に寄り添い、心を通わせながら、共に温かな時間を紡ぎ、喜びを分かち合える助産師でありたいと願っています。

事務担当比嘉 千春

私がしまざき助産院を初めて訪れたのは、長女を妊娠中の時でした。数年前に助産院での出産の素晴らしさを知り、「出産は助産院で」と決めていたので、ワクワクしながら電話をしたことを今でも覚えています。その後、妊婦健診を32週まで受けましたが、逆子が戻らず助産院での出産は叶いませんでした。出産後はホルモンバランスの影響や希望が叶わなかった悔しさから大きく落ち込みましたが、産後も明代先生に支えていただき、少しずつ自分を取り戻すことができました。
その後、第二子の長男の幼稚園入学前まで育児サークル「バネの会」に参加し、かけがえのない仲間に出会いました。サークルで出会った友人たちと共に、助産師による継続ケアの大切さを伝える活動も始めました。そのご縁が続き、2024年からはしまざき助産院の裏方として働かせていただいています。長女の出産後に深く落ち込んでいた当時の私には想像もできなかったことですが、その経験もまた私の一部として、ここで生かせていると感じています。

非常勤スタッフ紹介

助産師橋爪 のぶこ

いろいろな年代の方とお話しするのが大好きな、1男2女の母です。平日はリハビリ・療養型病院で看護師として勤務し、高齢者の方々と関わらせていただいています。
しまざき産後の家では、お母さん方が育児だけに向き合う毎日から少し離れ、パッと視野を広げられるような時間を過ごしていただけたらと思っています。
楽しいことや嬉しいことを共有したり、悩みを安心して話せる――そんな憩いの場として、ゆったり寛いでいただけるようお手伝いさせていただいています。

保育士折橋 聡美

3人目をしまざき助産院で出産したことがご縁で、現在は保育士として産後ケアのスタッフを務めています。日々、お母さんや赤ちゃんのケアを行いながら、ベビーマッサージを通して親子のスキンシップの大切さをお伝えしています。
お母さんが自分を労わる時間もとても大切です。
少しでも安心して過ごしていただけるよう、寄り添いながらサポートすることを心がけています。
産後ケアを通してリフレッシュし、「また頑張ろう」と思えるように、全力でお手伝いさせていただきます。

保育士佐竹 敦子

3人目と4人目をしまざき助産院で出産しました。
当時はまだ産後ケアの制度がなく、助産院の育児サークル「バネの会」で先生や仲間とつながる時間が、私の育児を豊かにしてくれました。
今度は恩送りの番です。
お母さんが安心して心と体を休め、しっかり充電できるようサポートさせていただきます。
そして、お母さんがご機嫌で、自分らしさを満開に咲かせられるご家族でありますように。

川上 由紀
保育士川上 由紀

3人の子育てをしながら、幼稚園や保育園での保育に携わってきました。
現在は、猪名川町で発達に不安を持たれているお子さんの保育にも関わらせていただいています。

黒川の大自然の中に入ると、私自身も呼吸が深くなり、とても元気をもらいます。産後ケアに来られた際は、どうぞ身体も心もやわらかくほぐしてくださいね。

しまざき助産院で生まれた赤ちゃん000

しまざき助産院